Amazing Blue Earth
■異国の旅
■世界遺産
■海の旅人
■光の旅
■永遠のオードリー
■プロフィール
■LINK
■日本の旅
■空の旅人
■道草
■津軽三味線,始めました!
●2009年2月 九州 : 出水バードウオッチング
uyuni
12月26日〜28日  【地図】 【旅行日程
 マナヅルの飛来地、出水!。バードウオッチャーとしては一度行ってみたいところ。1月に一度計画立てたが結局見送り。しかし、年末、インド旅行がテロで断念したので、急遽、行く事にした。7種類の内、5種類が見れた。また、こちらではレアな2種類も見れたのでまあまあかな。運良く、3日間とも晴天に恵まれた。

1日目(12/26)、名古屋から出水まで

 当初、飛行機で鹿児島経由のつもりだったが、なかなか予約が取れず、また、鹿児島からだと少し時間がもったいない(鹿児島観光というオプションもあるが)。結局、新幹線で朝一番に名古屋出発し、2つ乗り継いで12時頃に出水到着となった。帰りも同じ。

 新幹線で博多まで。そこからつなぎの列車ツバメに乗る。在来線なのでここで少し時間がかかる。途中、雲仙普賢岳が見えた。噴煙はないようだが火砕流の後が遠くからでも分かる。
 新八代で九州新幹線に乗る。ここからは数駅。12時前に出水駅に到着。ここで、軽をレンタルする。駅から鶴の飛来地は車で30分程度。天気が悪ければ観光に切り替えるつもりだったが、晴天が続きそうだ。ちなみに宿は出水駅付近にしかない。


九州 雲仙普賢岳
1日目(12/26)、鶴観察センターと荒崎地区
 出水駅から鶴観察センターのある荒崎地区に向かう。観察センター近くまで来て幹線道路から離れるとマナヅルが数羽、そこかしこに見えてくる。車の左右にだんだん鶴の数が増えてくる。とにかく鶴観察センターにて情報収集が先だ。
 ソデグロツルが来ているとの事。ちょっと期待したい。が、まずは目の前の鶴の群れ!。屋上から全景を眺めてみる。センターの周りが保護地区になっている。田園の西外れに水がはった場所(水田)があり、そこが鶴のねぐら。もう、朝一番の餌巻きが終わり、あちこちから鶴が飛んで来ているところが屋上から見える。見渡す限り、マナヅルとナベヅルの群れだ。センター前すぐのところからは目の前で見る事が出来る。ゆっくり観察。今は2種類しかいないようだ。地上で真横から見るとちょっと圧巻だ。以前、南極のワシントン岬で皇帝ペンギンがわんさかいてどこから写真を撮ろうか迷ったことを思い出したが、そんなところだ。他にも2カ所、集まっているところがあるらしい。

鶴観察センター食堂より
鶴保護区が目の前

出水 荒崎地区
 マナヅルは、よく3羽で飛んでいたり、移動している。親子らしい。ときたま2羽そろって羽根を広げて鳴き合いをしている。一羽で羽を広げてディスプレィしている鶴もいる。
 ナベヅルは一回りマナヅルより小さい。大きなマナヅルにおされて餌は少し遠巻きにして採っているのが多い。こちらは10羽ぐらいの群れで動いているのが多いが、やはり親子らしい固まりもいる。
 どちらも深紅の目がきれいだ!。他にはカラスとカモ類が混ざっている。はるか西には普賢岳も見える。荒崎の餌巻きは夜明け頃らしい。明日、朝一番でまずはここだ。2時間ほどして西側の海沿いに向かう。

マナヅル

ナベヅル
1日目(12/26)、西海岸地区
 鶴観察センターの北側道路を東に向かい、、川に当ったところで左折すると西海岸地区に出る。ここにもナベヅルとマナヅルが集まっている。但し、こちらは餌付けしたり柵で囲んで保護している訳ではなく、たまに散歩の人や農作業の人が来たりする。その度にナベヅルが一斉に飛び立つのでそのシーンを採りたいならいい場所だ。ここで足にできものが出来て飛べないナベヅルが一羽いた。ソデグロヅルやカナダヅルはここにはいないようだ。
 ここから北西に川を渡る。どうなっているかは不明だが、あたりを一通り見て回る事にした。まだ予定では1日半ある。やはり車があると便利だ。

西海岸地区
1日目(12/26)、東工区  
 橋を渡っていくと東工区に入る。かなり広い範囲が保護区になっている。海岸沿いの畑はすべて保護区だ。一カ所、観測所兼監視所がありそこに向かう。そこでソデグロヅルがいるとの情報。早速、さらに道路に沿って西に向かう。案の定、望遠レンズを構えた人が固まっている。初めて、といっても鶴は全部はじめてだが、見るソデグロヅル。どこがソデグロかというと羽根のしたらしい。しばらく、羽ばたいてくれるのを待つ。他のナベヅルといっしょに餌をついばむばかりでなかなか羽ばたいてくれない。だんだん夕日の時間が近づいてくる。一旦、観測センターに戻って夕日と鶴を狙うことにした。  

東工区

 観測センターに戻る途中、水辺にマナヅルがいた。これがほんとうの自然の鶴の風景だろう。観測センターの前で夕日を待つ。ちょっと天気がよすぎる。少し雲があるかすると夕焼けがひろがっていいのだが・・・。西の橋の方が赤くなる。うまく雲が太陽から伸びてくれている。後は鶴がよぎってくれる事を祈ってひたすら待つ。一軍がうまく赤い雲をかすめてくれる。大群で買えるときにはもう赤みが少し落ちてしまった。また、明日がある。

 今日は移動での疲れもあり、コンビニで適当に夕食を買ってホテルの部屋ですぐに寝た。

 

荒崎地区で夕焼け

2日目(12/27)、早朝の荒崎地区
 朝早く、一日の始まりがどんあかを見に来た。まず、保護区に軽自動車で餌をまく。その後すぐにカラス登場!。次にカモ類が飛来して、しんがりはツルだった。ツルは人が集まっている垣根の一番遠くから集まリ初め、餌をついばみながらだんだんこちらに近づいてくる。どの保護区も同じらしい。昨日のソデグロを見るため東工区に移動。

早朝、まずは餌巻き

最初にカラス登場

次にカモ類

最後にツルたち
2日目(12/27)、早朝の東工区
 こちらはちょうど餌を巻き終わってツルが遠くに集まっているところだった。どうやらソデグロヅルもいるらしい。1時間ほどで目の前までくる。ちゃんと一羽ソデグロヅルがいてくれた。餌の取り合いでたまに羽ばたいてくれる。羽ばたくと”ソデグロ”の名前の由来が分かる。羽根の先が黒いのだ。地元の人がナベグロヅルがいることも教えてくれた。ナベヅルとクロヅルのあいのこだとか。
 しばし、4種類(マナヅル、ナベヅル、ソデグロヅル、ナベクロヅル)を眺めていると、遠くにサカツラガンがいるとのこと。みなで言われた方向を探す。枯れた草原の中に首が出たり入ったり!。群れでいる!。今日は幸先がいい。この調子で、残りのカナダヅルとアネハヅルとクロヅルが見れると出水ツルの制覇?になるのだが・・・。10時近くまで粘ったが誰も見つけられず。一旦、南下して薩摩半島の先までいくことにした。もちろん、お目当ては川内にいるかもしれない、カラフトワシ!。

東工区
ナベクロヅル

東工区
サカツラガン
2日目(12/27)、河内地区
 1時間ほどナビをたよりに河内地区に到着。途中、寄り道しながらだが結局なにも見つからず。ここ、河内地区で私以外にバードウオッチャーが2名いた。ちょっと期待する。まずは、ハイイロチュウヒを発見!。少し後追う。地元の名古屋の鍋田干拓ではメスはよく見かけるがオスは遠目にしか見たことない鳥だ!。この後、森の中の木のてっぺんに猛禽類を見つける。もしやとおもい、背の高さほどもある草が生えた休耕田の中を近づく。が、残念?!ノスリでした。この後は、チョウゲンボウも見かける。こちらはカラスを見つけると猛然とアタックをかけていた。カラスは防戦一方だった。気の強い鳥だ!。小柄な生き物はえてしてそうなのかも???。結局、2時間ほどいたが収穫は増えず。
 せっかくここまできたので薩摩半島の先端まで行く事にした。

河内地区

河内地区にて
2日目(12/27)、薩摩半島の先端
 薩摩半島の先端まではやはり数時間かかり結構しんどかった。ちょっと帰りが心配になる。桜島のほうとも思ったが、南国にきたからにはカツオドリもみてみたいとおもったからだ。しばし、薩摩富士や屋久島の島影を見ていると、ちゃんとカツオドリが出てくれた。正面から見るとちょっと間抜けな感じのする顔の鳥だ。ここで仮眠含めて2時間ほど。もう夕方。西海岸に沿って換える事にした。これが余計に時間がかかった。舗装はされているが結構うねうねと走る事になった。途中でバードポイントによるもそこそこにして先を急いだ。出水に帰ったのはもう19時を回っていた。ほんとうは夕方前に帰って来てまた夕日とツルと思っていたが今日は曇り空でそれもなし。今日はほとんど走っていたのではと思うくらい運転疲れとなった。

薩摩半島先端にて

3日目(12/28)、早朝の東工区
 今日は午後には帰路だ。朝早く、東工区に向かう。ソデグロヅルがまだいた。やっとカナダヅルに逢えた。思ったより小型の鶴だ。額の赤いマークが正面からだとハート形でちょっとかわいらしい鶴だ。しかし、一匹のみ。あちこち探しまわるが目新しいのはもういないようだ。アネハヅルでも出てくれるとうれしいがツル観察センターでの情報もなし。2時間ほどいたが、せっかくなので。薩摩武家屋敷にちょっと行ってみた。
 小さな町に100坪程度の屋敷があちこち残っている。篤姫のロケのあった屋敷も大々的に宣伝している。が、ちょっと観光客は私以外に数組のみ。観光用の牛舎も看板だけでいない!。まあ、朝の散歩にはちょうどいい。

カナダヅルなど

薩摩屋敷

 再び東工区にもどる。やはり、アネハヅルとクロヅルになんとか期待する。が、やっぱりいないようだ。レンタカーの返却時間までぎりぎり粘る。すると、スグロカモメが出てくれた。まあ、今回はこれで打ち止めかな!?、と思うともう帰りたくなった。28日ともなるともう休みのためか、遠くは関西ナンバーの宿車も見かけるようになる。観察場所は結構なにぎわいになって来た。

 12時前には出水駅に戻りレンタカーを返す。3日間は晴天で運がよかった。鶴はここで見られる、マナヅル、ナベヅル、ナベグロヅル、ソデグロヅル、カナダヅルの5種類、残りはアネハヅル(チョモランマを超えるという鶴なので是非見てみたい!)とクロヅルの2種類のみ。帰ってからしばらく鶴観察センターの鶴情報を見ているとソデグロヅルの幼鳥が来ていたとか。また来年こよう。次は北九州から車で南下しながらきたいな!!!。ついでに、これだけ鶴を見ると北のタンチョウヅルも見たくなって来た。


スグロカモメなど