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●2007年4月 タッシリナジェール・カスバ : アルジェリア
uyuni
4月28日-5月10日 【地図】 【旅行日程】
 個人旅行では結構行っているようでしたが、ツアーが再会したとのことで早速申し込み。世界不思議発見でも紹介されたりしたせいか、ちゃんと催行となった。と思っていたら、4月11日にアルジェでテロ。しかも予定していたホテルの近くとかでホテル変更。カスバもちょっと怪しいかも?。
 旅行準備は、出発前日に数日分の着替え程度を放り込んで、後は砂漠のまっただ中ということもありGPSの時操作に慣れることぐらい。電池の持ちなどいろいろ試し、予備は十分だったんだけど・・・

前半 アルジェリア入国・黒セファール
後半 白セファール


 
4月28日
まずはローマまで  
 今までになく、簡単な準備で旅行に出発。ほとんど砂漠でのキャンプのため、特別な物は寝袋のみ。一応、シュラフカバーとシーカヤックで使っている簡易背もたれ付きベンチシートぐらい。双眼鏡はだめとのことでこれはパス(しかし・・・)。昼前には成田に到着。集合場所に行くと、昨年シリアでご一緒した方が(ご無沙汰です)。定刻通り出発し、途中シベリアの写真を撮る。GPSでだいたいの場所が分かるのもいい。帰ってから、グーグルで確かめる。特別に意味は無いがああ、あそこでなんだと分かるのもいい。もしかしたら特別なところかも・・・。夕刻、ローマ到着。長旅で爆睡。

シベリア上空より、
ちょうど日本とローマの中間あたり


4月29日
アルジェリアへ
 出国は問題なく、運良く窓側。途中、サルディーニア島を通過。いよいよ、アルジェリアが見えてくる。着陸後、まずは入国でX腺検査・・・ここからさあたいへん。
ローマの朝、ツバメが舞う
イタリア半島を離れ。
途中、
サルディーニア島通過、
いよいよアルジェリア


アルジェリア入国
 リュックサックの中身検査で、GPSが引っかかる。携帯電話かと聞かれたが正直にGPSと答える。制服の人と背広の人で対応が異なる。背広組はあまり気にしてないようだが、制服組はどうもだめといいはっており、結局、空港へお預けで、さらに、望遠レンズが双眼鏡と同じ扱いを受けそうになる。あげく、ニコンD70Sがプロ用ならこれも持ち込みだめとか言い出すしまつ。なんとか、D70Sのお預けは回避、望遠レンズは帰国時の確認書を書かされるだけで収まった。


GPSは空港にお預け、預かり書


80-300mm望遠レンズは何を逃れ、
帰国時の確認書のみ
 帰国時には、レンズは確認書の提出ですぐ済みましたが、GPSは時間かかりました。

 まず2Fの出国検査室でお偉いさんに説明してサインをもらう。その後、1Fの入国審査官のお偉いさんのいるところにいってまたサインをもらう。それから、やっと、預けたGPSにご対面まで少し待ち(ちゃんと出てくるかちょっと心配したが大丈夫でした)。やっと対面できた!、と思ったら、渡されるのでなく、係員がGPSを持ったまままた2Fの出国検査室までいく。そこで、また、最初のお偉いさんに見せてやっと手渡し・・・まあ、無事戻ってよかったけど、今思うと、サハラ砂漠でのトレッキングではやはりGPSあったほうがうれしいです。今度行く機会があったら、時計タイプでなんとかならないかな!?(こりてない!?)、もう少し国情が安定すれば違ったかも?、それとも、やはり、4月11日のテロせいで空港関係者も厳しかったのかも・・・


 とにかく、少し皆さんにご迷惑かけましたが、やっと、アルジェリア入国完了。ガイドと合流しバスを待つ。両替はガイドが対応してくれるとのことでしばしお預け。空港よりレートはいいとか。バスは少しして到着したが、予定の通訳がまだ着ていない。空港はやはりテロのせいで入り口がチェックで渋滞している。結局、別の通訳が乗り込んで出発。

 空港からは、広い道路をアルジェ市内に向けて6車線の立派な道路を西に向かう。こちらも渋滞しているらしくスムースとは行かない、と思ったが、なんと、途中で交通事故。よく事故があるとか。特に、道路の左側すぐは住宅街で道路を挟んで海があり、住民が釣りなどで道路を横断して危ないらしい。車は人がいてもかまわず突き進むようだ。気をつけよう。少しスムースに走ったかと思ったがやはり渋滞だ。左側には独立記念塔が見え、前方にはカスバが少し見える。まあ、イスラム圏だからあせっても仕方ない。エアコンもない車だが、天窓からはいる風はここちよい。

 市内に入るとまずます渋滞がひどい。港側は軍港もあり、軍人や警官もいるようで、うかつに写真も撮れない(もう没収はこりごり)。やっと、レストランにつく。

 結構はやっているレストランで、女性も家族連れでやってきていた。イスラム圏なのでみなベールを付けたまま、ベールの下から食事する。もちろん、写真はまずいのでレストランから外を移すぐらい。昼食内容は特別こちらならではというものはなかったがまあまあだ。かわったものというと、ガイドお進めのジュースぐらいか?(普通でした)。残念ながらレストランでもビールはなし。


アルジェ市内の
レストランで昼食


 
レストランのトイレ水を流すと水が溢れるので注意!

カスバ観光
 昼食後、また、渋滞の市内を通ってカスバに向かう。坂の町なので下から上って観光するより、上から下るコースをとる。途中、ガイドさんの母校やら、漁師のモスク等バスから眺めながら、カスバの最上部に到着。ここから歩いてカスバ観光だ。まずは、カスバの入り口らしき検問所にて、受付を済ませ、観光ポリス同行でカスバに入る。ガイド数名と観光ポリスで結構な人数だ。入り口から少しいくとすぐに右側の路地に入る。狭い路地で薄暗いところが多い。まだ観光地化されておらず土産物屋等無くかえっていい。ただ自由が少しきかないようだ。他の観光客もあまりいない。

 カスバの出口辺りでモスクにもよる(もちろん写真禁止)。ここでは、中まで入れてもらった。女性の人が結構きていて堅苦しい雰囲気でなくちょっとした社交場になっている。中の一人の女性がようこそと香を我々にくれた。とても人なつこい。どこの国もそうだけど、一般の人々だけで世界がなりたっているなら紛争が嘘のようにいつも思う。

 数時時間で観光終了し、次の観光場所に向かう。やはりカスバ内ではGPSがあったほうが後の楽しみも増えた。グーグルでカスバの航空写真があるのでそれでどこをどう歩いたかが分かるのだが・・・。


市内はどこも渋滞

向こうの奥に見えるのが
カスバ

カスバ

 カスバ観光の後、再びバスにて移動する。相変わらず渋滞で一方通行が多いらしく、きた時と同じ道を回りながら海沿いにある23バステオンを見る。中は、アラビア風とローマ風が少し入り交じった感じで華美というより少し質実剛健といったところだ。

 23バステオンを後に、まずは、郵便局で切手等を買う。その後、目の前の喫茶店で一服し、独立記念の丘に行く。

 独立記念の丘では、アラブ民族の式典が開かれていた。見てみたかったが時間がなくパス。丘の上はアルジェ市内が一望できる。塔にも上ってみたかったがVIPのみとかで見上げただけで終わり。もう夕暮れ。これからいよいよ砂漠に向かう。

23バステオン

23バステオン内部に

再びアルジェ市内と
独立の丘
 空港には、渋滞に巻き込まれることも無く到着。もう夜であまり人もいないので閑散としている。ここで、やっと両替。空港のショップでは、70ディナール=10ユーロだが、90でいという。砂漠では土産もあまりないのでとりあえず、20ユーロ=1800ディナールを両替。

 ここで夕食、といっても右の写真のごとく、卵焼きを挟んだパンと果物とジュース。パンのほうはまあまあいける、挟んである卵焼きもなかなかおいしい。だが、全部食べたけど顎がかなり疲れた!。この後、砂漠から戻った時も同じようなランチとなる。

 21時の出発まで空港の出発ロビーで待つ。最初は我々ぐらい。しばらくして、トアレグ族の人が2名。時間近くになるとどっと人が増え、待合室はほぼ人でいっぱいとなった。なんと、定刻通りに出発。出発まぎわに一人慌てて飛び込んできた人がいたが当人も素養外だったろう。座席は自由席!。途中のタマンラセットでもなんと定刻通り。ジャネットにはこれまた定刻通りに到着。夜遅く、空港で現地ガイド アリさんと合流。この後、4輪駆動車に分譲してホテルに夜の砂漠の中の道路を走った。明日は、いよいよサハラ砂漠に入る。準備もそこそこにベットに入った。


夕食!


やっとジャネットの
ホテルに到着!


4月30日
ジャネット
 朝、ゆっくり目覚める。ホテルはコテージ風でなかなかしゃれている。まずは、ホテル周りを散歩。町から外れたところにある一家屋だ。少し離れたところに農家があるくらい。散歩していると、地元の若者が一人近づいてきた。英語で話しかけてくる。ここに住んでいてトラックの運転手をしているとか。どうも英語の練習をしたかったらしくしばらく話した。その後、少しはなれたところにドクロのような岩山があるのを見つけとりあえずそこまで散歩。帰りは、バードウオッチャーとして地元の小鳥をおさめる。かんかん照りになりそうだ!。風がないのは救い(砂埃がない)か災難(ただただ暑いのみ、乾燥しているところではむしろ風が少しある方がいい)か、...

フロントの壁絵

朝の散歩

 一度、部屋に戻る。中はちゃんとエアコンが使えるのがうれしい。音はうるさいけど・・・。夜の間も付けっぱなしだったが爆睡状態で全く気にならなかった。シャワーのみだが、ちゃんとお湯も出たし、トイレも水洗でトイレットペーパーまである。まあ、アルジェリアでしかも砂漠の真ん中にしては期待以上だ。しばし、ベッドでごろごろしながら、荷物のチェックなどで時間をつぶす。

ホテル室内

トイレとシャワー(右)
 朝食は、ホテルレストラン?のオープンテラスで!。パンとバターとジャムにジュースと水!。非常にシンプルこの上ない朝食だが、これから朝はこんなパターンだろう。でも、我々以外にはやっぱり客はいないようで貸し切り状態。すでにハエが多少たかり始めている。乾燥地帯なのであまり不衛生、という感じはないが、やはり、少々うるさい。この後、キャンプや特にトレッキング中ではもっとお目にかかることになるのだが・・・

 朝食後、2Lボトルの水を配給。なんと、凍っていた。これはありがたい。どこまで持つかは別に少しうれしいサプライズだ。
 トランクをホテルに預けていよいよ4輪駆動車に分譲して出発。1一台に3名づつで、助手席に1名、後ろに2名で余裕だが、まず、エアコンは絶対無し。窓を開けるしか涼む方法無し。最初は、舗装された道路を走るので窓を開けても問題無し。尚、中には一度ウインドウをおろすと閉じるのに外に出て押し上げないといけない車もある。車によっては当たり外れがある。途中は軍隊の基地などもあるのでうかつに写真は撮れない。そういったものを横目に見ながら走る。
 少しして、舗装道路を右に曲がり、ダートに入る。まだ、4輪駆動が必要なほどのダートではない。しかし、最後の方では、4輪駆動が多少役に立つところを進む。30分もしただろうか、ロバ隊が待っている場所、そこがトレッキングスタート地点だ、に到着した。なんだかアメリカのモニュメントバレーのような場所だ。ここから5日間、サハラ砂漠のまっただ中だ!。

 ここでロバに積む荷物を預け、ロバ隊は後から続く。晴天!、当たり前か、の中、出発した。

トレッキング出発地点へ


タムリットへ、最初の登り
 最初は、4駆でも行ける平坦な道を少し歩く。これは、最初の登り(少々きつい程度)のウオーミングアップのためらしい。周りに景色はまさしくアメリカのモニュメントバレーだ。景色も楽しみながら進む。登りの入り口にくると、レンガでできた小屋がある。帰りはここで待ち合わせだ。そこから、登りを見上げるとさすがに軽い気持ちで、というのは甘い。しかも、暑い、まあまあ風はあるけど、もう、登りの途中から汗だくだ。途中、数回休みながら登り、登りきった頃には隊列はのびきっていた。一本道で、まだ、迷うようなところではないのでガイドもさほど気にしていない。どころか、どんどん進んでいく。後についているメンバーが結構すたすたついていくからだ(私もその一人だが)。30分ぐらいで、やっと、登りきる。そこからは平坦な道が続いている。まずは、ここで、遅れている?人を待って、日陰を探して休憩だ!。いよいよ来たんだという実感がわいてくる。ロバ隊も遅れて到着だ。


最初の登り
 しばし、登り口付近の岩陰で休む。日向は暑いが日陰は涼しく、特に、風があると心地よいくらいだ。ここで1名ダウン気味のため、ロバの荷物分配を調整して一人ロバで移動することになった。30分程度休憩後、出発。まずはロバ隊が先に出る。

 最初は平坦な道をまっすぐ。正面の壁に突き当たると右に曲がる。そこからはいよいよ谷底を歩いていくことになる。たまに枯れているとしか思えない立ち木もある。地下に水脈でもあるのだろうか?。空を見上げればかんかん照りだ。雲一つない。雨など降ったこと無いのだろうと確認する(但し、帰りで予想外の雨に合ったのだが)。

 谷の中に入ると足下に大きな石等が多くなり、歩きにくくなる。少しすすんだとろこで二股になる。ここでロバ隊と違う道を進む。ロバに便乗の一人ともしばしお別れ。我々トレッキング隊は多分雰囲気を味わえるコースなのだろう。さらに先に進んで今後は行き止まりを左に曲がる。その先のほうに第二の登りがある。


岩陰で休憩
タムリットへ、第二の登り  
 ここは最初の登りと違い道を歩いて登るという感じではなく、岩場を登るところもあり最初の登りより少々きつくなる。登りきるとさらに先にまた谷が続く。まだまだだ。
 ここまでは、一応道らしき道筋があって道に迷うことはなさそうに見える。が、万が一、別の谷に迷い込んだらどうなるか!?、景色はいいがだんだん似たような景色が続く、多分、迷ったらおしまい、そんときは動かないことだ、などと余計なことを考えながらひたすら歩く。その内に、足下に問題が発生!。なんと、数年前のエジプト旅行から愛用してきた軽登山靴の底がはがれてきている。とりあえず、ガイドさんの持っていたガムテープで応急処置。私以外にももう一人同じトラブルの人がいる。この先大丈夫だろうか・・・

第二の登り


昼食は、
パンとくだものと缶詰
 谷の中を進み日陰を見つけてそこで簡単な昼食。水の消費も早い。まだ、午前中だが、真っ昼間に移動なんて考えられない!。一度別の道に分かれたロバ隊が通過していく。この先で、また、別の道を行くらしい。我々は、まだ、最後の登りが待っている。

 汗も一旦引いたところで出発。いよいよ、最後の登り。はっきりいってこれまでの登りとは難度が違う。ちょっと危険っぽい!、岩にへばりついて進む等、なかなかスリリングだ!。途中、日向で休んだり。そして、

登りの途中で休息

タムリットに立つ!
 とうとうタムリットの台地にたった!。真っ平らだ。ほんと真っ平らだ!。しばし、感無量で眺める。何度眺めまわしても飽きがこない。登り口にはところどころ石が積み上げられているのが唯一の建造物。いままでやってきた人たちが積んだのだろう!。なんか、賽の河原を連想する。ここでみなで記念撮影など、しばし、休息。といっても、日掛け等全くなし。特に、風が強い。谷の中にいた時は全く予想できなかった。これは、真っ平らのため谷の中に風が巻き込むような条件ではないからだろう!。しかし、ほんと、目印となるようなものがいっさい見当たらない。唯一の頼りは、ちゃんと人の歩いた道があることだ!。これをたよりに進むしかない!。ここまでは、とにかく進むことばかりで壁画のことなど頭からすっ飛んでいる。


第三の登り、最後の登り


タムリットの大地!


タムリットをキャンプ地目指して進む!
 しばし、休息の後、一本道を一列になってすすむ。遥か先には一本の地平線と一本の道。道と行っても、小石の絨毯に小石をはらった白い大地が見えているだけだ。追い風なのがまだましか!。しばし歩くと、水平線に、ロックフォレストが微かに見えてくる。平坦だった周りも岩の小山が増えてくる。途中、ロバを発見。どうも、先行していたロバ隊がすでにキャンプ地について、一旦放牧?したらしい。ということは、キャンプ地はもう近い!?。そんあ、期待を込めながら進む。


キャンプ地へ、そして壁画




最初の壁画 1

 しばし進むと、岩山を左に回り込んでいく。ここで休憩するのか?、と思ったらなんとロバの骨?、なんだ?、思っていると、そこには壁画があった。最初の壁画だ。今日は移動のみで見ることは無いと思っていた!。どうやら、これを見るために遠周りをしたようだ。
 ここの壁画は、くる前に写真でもいろいろ見たが、実物は結構くっきり描かれている。野ざらしだが、よく残っていたものだと思う。その場所は、申し訳程度に石で柵が作られているだけ。

タムリット キャンプ地!
 壁画を後に、荒野の中を進む。立ち木が緑をたたえているのが不思議なくらい。しかし、歩いているところは明らかに川底だったところだ。途中、大きな木の下で休憩しながら進む。もう皆さすがに疲れたのか、ばらばらだ。道は、岩の上に続いているがちゃんと道の後がありまあ迷わないだろう(脇道は無かったと思うけど)。もう、ロックフォレストの中なので岩の上に登らないと周りが見えない。30分程度でやっとキャンプ地に到着だ。お疲れさま。

 もうすでにテントも張ってあり、夕食の準備中。疲れきった我々は、熱い紅茶とナッツで疲れを癒した。この熱い紅茶がまたおいしかった!。テント割りを済ませてまずは思い思いに休息。


キャンプ地へ


キャンプ地


お菓子とティーで休息!

 そうこうしていると、ロバ隊の隊長さんが底がはがれた靴を修理してくれるらしい。ガムテープではった応急処置よりましかと思い任せてみたら、なんと、針金を使って頑丈に修理してくれた!。これなら、岩場を歩き回っても大丈夫というくらい頑丈そうだ、ありがとう。どうやら、これまでにも、ツアー客で同じようなトラブルがあったようでこれくらいお手の物らしい。帰りにはなにかお礼しないと。とにかく、この後の行動にこれが大変ありがたかった。さすが生活の知恵!(尚、針金を通して底がぶらぶらしないようにしているので水辺ではもう使えない・・・まあ、そんな心配は皆無だろうけど・・・これも最後の最後にちょっと不安をおぼえることになるのだが)。


ロバ隊修理!の靴
靴底がはがれていたが
頑丈に!、すごすぎる


右上の針金で底を固定し、
ひもで念入りに
縫い合わせている!


夕暮れ

 夕食までテントで荷物を整理した後、少し、周りを散歩。やはり、岩の上に登らないと周りがよくわからない。今日は、さすがに疲れていたのであまり動き回らず岩陰で休憩して夕食を待った。



夕闇が迫る


夕食の準備ができた


夕食!なにが出る?
 夕食は、なかなかおいしかった。トアレグ茶やトアレグの人の音楽を楽しませてもらった。雰囲気やメニューは下の絵をご覧ください!。もちろん、ビール等アルコール類はありません!。尚、夜の明かりは、たき火と懐中電灯のみ。発電機と燃料と電灯はロバ隊が持ってきていたのだが、発電機が壊れて使えずじまい。しかし、これがなくても全く差し障り無し!。
 
鍋奉行は、ラルミさん

羊の肉とパン

トマトスープ
ジャガイモなど

貴重な果物

  同じお茶で3回入れ、3回飲むのが決まり!、日本のわび茶に通じている?緑茶に砂糖で味付け!。コップに注ぐ時もポットを上げ下げして泡立てして入れる!
 
トアレグ茶は、ガイドのバルカさん
 今日は、月も出たばかりで夜明け前が星を見るのが一番いい時となる、と思い目覚ましをセットして早めに寝た。瞬間爆睡でした。ちゃんと起きられるかな・・・

おやすみなさい


5月1日
タムリットの朝
 昨夜、なんとか夜明け前に起きて星空を写真を撮ろうと思っていたが、目が覚めたらもう空は白んでいた、残念!。気を取り直してトイレがてら散歩&砂漠の日の出写真の場所を探す。少し歩くと、開けたところがあり、そこで岩山に登って日の出を待った。砂漠で風があり、砂で少し霞んでいたがなんとかまあまあの写真が撮れた。


キャンプ地の朝



 ちなみにトイレだが、各自汚物は持ち帰りで、私はビニールに2重に包んで運んだ。キャンプ地周りでトイレを探すと紙をたまに残っている。確かに、紙を残しておくとほとんどそのまま、雨が降らないので、分解もしない。ちゃんと持ち帰りましょう!。

 モーニングコールは6時、6:30朝食。朝食は、非常に簡単なのも(右写真参照)でこれだけは全くメニュ−は砂漠にいる間は変化無し。でも、これでも結構食欲があってちゃんと食べれました。今日もセファールへの移動が中心なので、途中でばてないように食欲が無くてもしっかり食べておくと決めていたがなんの心配もなし。水も2リットルをもらい、一部、小さなペットボトルに移しておく。さて、また炎天下、今日もトレッキングが始まる。出発時間は7時だが、さして慌ただしく荷物整理の整理は必要ないくらい簡単な装備!。

テーブルは準備完了!

朝食は、・・・

ロバに積む荷物の整理中
紅茶・コーヒー・オレンジジュースに
パンとバターとジャム、パンはまだ丸い!!


まずはインティネンを目指す
 今日の最初の目的地はインティネン、湿った土地、という意味だ。歩いていくのは昔川だったところだ。
 ロバ隊とはまた別行動で出発。昨日までは、まだ人の背丈か軽く登れる程度の岩山の中を進んだが、今日からは、岩山というよりは、岩塔といった感じで細く切り立っている。まさしく、ロックフォレストと呼ぶにふさわしい中をトレッキング。おかげでところどころ日陰もあり、景色も最高で見飽きない、とくるから、歩きも軽快だ。ロックフォレストの谷の中かと思えば、突然、広い空間もある。川だったり湖?の名残なのだろうか?。たまに岩のそばに寄ってよく見てみると、雨の降った痕跡も見つかる。雨水が泥を運んできて、岩の上に泥が残り、それが乾燥して、泥のひだができている。じっくり観察しながら歩きたい。でも、ガイドさんはときなく先へ先へと進む。たまに植物もあるがほとんど枯れているのではと思うものばかり。我々以外に動物の気配はない。周りの景色に見とれて壁画のことは頭の隅みにも残っていない!。8時頃一旦休憩。




ロックフォレスト
インティネンの壁画群(10箇所)
 しばし歩いた後、岩も奥まったところに向かう。そこに壁画があった(8時半頃)。なんと、古代文字も!、ティファナグ文字(トアレグ族の古代文字)もあった。ここには、奥にももう一カ所壁画ある。しばし、ここで観察!。



牛とフィッシャーマンらしいが・・・


古代文字!


奥にも


壁画 2, 3
 そうこうしていると他のツアー客が近づいてきた。我々以外にも近くでキャンプしているらしい。はい、交代!。

 20分ほどで次の壁画の場所に着く。丸くくぼんだ場所に踊る人がたくさん描かれている壁画があった。宴会かそれとも戦争!?。すぐそばにはまた別の壁画!。ラクダが現れているので時代が新しくもう森や川が消えて砂漠の時代のもらしい。付近には合計で4カ所の壁画がある。ここでは約20分ほど滞在し、9時ちょっと過ぎに先に進む。

壁画 4, 5, 6, 7

我々が壁画鑑賞している間、
のんびりと、いいねー
 すぐに別の壁画の場所に着く。どうやら密集してあちこちにあるらしい。全部見て回るのだろうか?。
 まずは分かりにくい小さな壁画!。しかし、そのすぐ隣がぱっと見たとき、あの、白い巨人かと一瞬思ったくらい雰囲気が似ている
白い巨人と白い動物が描かれていた!。すぐ上に描かれている人とは明らかに違う。壁画は同じ場所に古いものに上書きされている!。昔の人は時代を超えて会話していたのかも・・・。
 ここからまた近くに今度はラクダの時代の壁画がある。暴れるラクダを撮り朝得ている壁画など当時の様子がはっきり伝わってくる!。時計を見ると、まだ、9時半頃。ほんと近くに壁画が集まっている。ちょっと興奮吟味!。

白い巨人と・・・

こちらは時代が少し新しいラクダが現れ砂漠の時代!
壁画 8, 9, 10


次のキャンプ地、セファールを目指す
 約1時間の壁画鑑賞の後、再び、砂漠をセファール目指して進む。ロックフォレストの中でなく少し開けた場所を進む。途中、トアレグ人の墓があったり、セファールから戻ってきた別グループのロバ隊とすれ違ったりする。結構、来てるんだ!。ツアー客は別の道を進んでいるのだろうけど、一人女性がロバに乗っていた。こちらにも運動不足の人がいたんですね!。
 セファールまでは日陰も無い遥か向こうにロックフォレストが霞んでいる岩の平原を進む。暑い!。風があるだけいい。隊列はまた伸び伸びになり、途中、数度休みながら進む。11時頃休憩中に、朝、壁画で出くわしたフランス隊にとうとう抜かれる。



また、低い奇岩の中を進む


途中、他のツアーの
ロバ隊とすれ違う


岩の平原を
セファール目指して進む
 休憩後、少し進むとまたタムリットのキャンプ地によくにた雰囲気の場所にロバが見えてきた。やっと、到着、11時半、2時間の岩砂漠トレッキングご苦労様でした。


4日目(5/1)、セファール到着
 我々が到着すると、岩陰に休憩所&昼食場所がすでにできていた。荷物もそこそこに放り出して休む。もちろん、紅茶に菓子など。さすがに朝から6時間はこたえた!。
 すぐ向こう側ではコックさんが昼食の準備中!。待ち遠しい!。昼食(12時頃)はgalleryを見て!。昼食後3時まで休憩となった。


セファール到着!
お疲れさま


キャンプ地のお客と
昼食メニュー
gallery


小鳥がいましたね!
早速、バードウオッチ


周りを散布すると
きれいな花も!
掘れば水があるんだ!
 昼間は暑すぎてトアレグ人も行動はしない。ロバ隊の人も皆、テントでなく(テントは炎天下に設置されているので間違いなく蒸し風呂状態!)、いい岩陰を見つけてそこで昼寝や本を読んだりで思い思いに過ごす。岩陰は、風が通る場所が一番いい。湿気が無いのですごくさわやかだ。砂漠で ”さわやか” なんて言葉が出るとは!。日の当たっている所の暑さからは想像もできないほど涼しいし、日陰の岩はひんやりしていて気持ちいいくらいだ。気をつけないといけないのは、太陽の移動で寝ている場所が日陰から日向に外れないようにすること、それと、間違っても裸足で日の当っている岩上を歩かないこと(やけどする!)。こちらに着て初めて至福の一時を得た気分だった!。

 午後は、いよいよセファールのメインコースが始まる。


黒セファールの壁画
 15時、昼食の場所に集合!。まだ暑い。昼寝も続けたいが、壁画も見たい。これから行く場所は黒セファールと呼ばれるところ。砂の砂漠でなく岩がおおいところだ(ということは日陰も多い!)。

 すぐに壁画が見えてくる。さらに、ちょっと歩くとすぐに壁画、壁画、・・・。ハチかと間違えてしないそうな
仮面とか・・・。ここは、緑が合って牛を飼っている人々の絵がほとんど。


黒セファール


午後は壁画11から


ここにも壁画・・・
壁画 11, 12, 13, 14

 ここでは1時間ほどの間で少し開けたところや岩の谷間に十箇所以上の壁画があるようだ。我々は結構軽快に移動するので、ガイドさんは全部見せてくれるつもりらしい。

 今日はこれまで牛がほとんどだったが、ここで
キリンやヒョウ、と、正体不明の絵(丸い物)など、まだまだいろいろ出てきそうだ。ついでにガイドのイタズラまで出てきた・・・まずは、我々より少し早めに移動して壁画も何も無い壁に向かったまま待っている。ご丁寧になにもない壁をたまに見る。我々も集まってくるとそこになにかあるの、という感じで説明を待つがしばし黙っているのみ!。添乗員も?。なんと、壁画は後ろの壁にあったのだが、誰もガイドが笑い出すまで気がつかない!。尚、ガイドの足下には砂の上に丸い円が書かれていたがこれは彼の引っかけ失敗策(誰っも気がつかない!)。
 

黒セファール
キリン登場!

ヒョウと丸い物は一体?
壁画 15, 16 ,17, 18,19

 ここからまた放牧の時代には変わりないが、変わり種の壁画もある。ケンタウルス(私は間違いなく、人と牛が重なっただけだと思う)が出てきたり、特に、最後の方の手形は手を岩に当てて上から白い染料を吹き付けた単純なものだが、個人的にはどう見ても最近の誰かのイタズラに見えて仕方がない!。どうもガイドのイタズラっぽい顔(特に、今日は一回引っ掛けている!)が疑問を抱かせるのだが・・・。こんな憎めないイタズラをされるとちょっとたまに怪しい壁画があるのではなんて思ってしまうのは私だけ!?。

黒セファール壁画は続く

家族団らん

手の後だが・・・
壁画 20, 21 ,22, 23, 24

 気を取り直し?て次の場所に移動。といってもすぐに次の壁画だ。ここはこれまでの壁画と比べると表現力が上がっている。船が初めて登場していてここに船が使える川か湖があったことが分かったり、人物が女性かどうかが分かる、腰蓑やなにか着飾っていたり、手になにかもっている、踊っていたり、なにかをしているところがよりリアルに描かれている。染料もこれまでの白とか赤意外に黒っぽい染料が使われている。どうやら、壁画鑑賞コースは、ちゃんと計算されてているらしい。だんだんと、見ていていろいろ想像したくなるような壁画が増えてきている!。

黒セファール

船が登場!
壁画 23, 24 ,25

 少し、絵の様子が変わってきたと思っていると、次の壁画は白い顔料で大きく描かれている。同じ場所に、赤い色と白い色や人や大きな動物などが描かれているが、同じ場所に違う時代に描かれている場合もあるとのこと。

 次の壁画はいよいよ大きな壁面いっぱいに描かれていた!。しかも、
白い巨人がここにも!。今日のメインイベントだ。しばし、ここでじっくり観賞!。

黒セファール

絵の感じも変化が・・・

黒セファールと水場

壁一面の壁画が!
壁画 26, 27 ,28
壁画 29 本日のメインイベント

 ここから少し移動すると谷の中に花が咲いているところに!。午後のトレッキングで初めての花!。実は、ここには岩の谷間にロバの水飲み場があった。この暑さで飛び込んでみたかったが...水着もないし、近くで眺めて涼むのみ。

 ひさびさの水とのご対面の後、さらに進むとまだまだ壁画が出てくる!。前の壁画と同じような踊る(あるいは祈る人)人と小さなちょっと滑稽な感じの人の群れ、赤い人の群れ、3頭のアンテロープの壁画だ。

 ここでやっと本日の壁画トレッキング(2時間半程度)が終わった。もう17時半頃だがまだ明るい。多少上り下りはあったが、ロックフォレストの中がほとんどで日陰もあったtめさほど疲れはない!。キャンプ地にはすぐに戻ることができた。

黒セファール最後の壁画
壁画 30, 31 ,32 ,33


今日はご苦労様!
熱い紅茶がうまい
 まずは、熱い紅茶に砂糖を一杯入れて何倍もいただく。後は菓子などでとりあえず夕食までの空腹をいやす。

夕食までは夕日を待つが今ひとつだ。

休憩後、
日が沈むが夕日だめ
月が昇ってきたのを眺める

月と夕食

最後にトアレグ茶
入れ方は左movie参照

宴会が始まる・・・

 夕食はスープにクスクス(世界最小のパスタ、全部食べられなかった)、そして、トアレグ音楽、を楽しんだ。

 またもや爆睡で星空はますます遠のいいく。もう、日暮れとともに月が昇るため夜の間は明るい!。初日が悔やまれる。とにかく、明日は、本命の”セファールの巨人”だ。午前中は、朝早くから半日遠乗りして昼まで歩きづめ、午後はセファールキャンプ地に戻り昼寝の後、夕方から近場の壁画!。しっかり寝ておこう。これからはセファールを拠点にして周りの壁画を極めることになる。


前半 アルジェリア入国・黒セファール
後半 白セファール